こんにちは。
今年も【慶北青年日本就職支援事業】を通じて18名の韓国人学生が来福して来ております。
「この6週間で彼らの人生が変わるかも知れないんだぞ!」という大義名分を大いに振りかざし、面倒な仕事をスタッフにガンガン丸投げしている福岡オフィスのキムです。
さて、昨年は20名中14名(70%)が日本企業に内定するという大きな成果を上げた本事業。
2019年度は参加する学生のレベルも高くなり、メディアにも注目して頂き、色々な方々が関わるようになり…
昨年度の打ち上げで調子に乗って「来年は100%(内定者を出す)目指します!」と言い切った自分の首を絞めてやりたい日々を送っております。
▲日本に上陸した慶北青年たち
▲日本に上陸した慶北青年たち
さて、冒頭で述べたように今年は18名の学生さんが参加してくれ、既に3週間が過ぎようとしています。
入国から2週間は弊社による【座学研修】を行ったのですが、弊社の授業は発表や議論、自分の考えを話す機会も多いという事で、まずは何よりも早く皆が仲良くなれるイベントを準備しました。
必殺、バーベキューです。
▲皆の距離が一気に縮まりました
▲既に社会人として頑張っている彼らの先輩(昨年度の参加者)も駆けつけてくれました
東京オフィスからヘルプで駆けつけてくれたキュホ氏(弊社社員)もとても楽しそう。
上司である僕に車の運転を任せ、学生達に混ざって楽しそうにガンガンお酒を飲んでいました。
▲学生よりも先に教育が必要なキュホ氏
「足りないよりは余った方が良いよね」と、大量に購入していたお酒が割と早い段階で消滅。
買い足しを続けた結果、完全に予算オーバーとなりましたが、この事はまだ裕太さん(社長)には報告していません。
今必死に言い訳を考えている最中ですが、どなたか良いアイデアがあったら教えて下さい。
皆がお互いの事を知って仲良くなったところで、座学研修スタート――
弊社の座学研修は、基本的に「何でも自分でなんとかしよう」という内容です。
(人の力を借りる事が悪という教育ではありません)
▲熱弁を振るうキム
▲無茶ぶりで突然その場で喋らされる学生
学校内で生活をしているとなかなか実感しづらい【社会における自分の今の立ち位置】を感じてもらう仕掛けも沢山準備しているのですが、時には恥ずかしい想いをしたり、ショックを受けてしまう学生も出てきます。
でも嫌われたくないので、僕は彼らのアフターフォローに命を懸けています。
▲清々しいほど露骨に胡麻を摺るキム
そんなこんなで、あっという間に2週間の座学研修の最終日。
「来週から頑張っておいで!」と授業を締めくくり、帰宅準備を進めている中、突然部屋の電気が切れて真っ暗になりました。
部屋の外からロウソクが灯されたケーキが登場、学生達は声を揃えて「HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪」と歌い始めます。
そう、この日は僕の誕生日(の2日前)だったのです。
▲34ちゃいになりました
▲突然のサプライズに涙がちょちょ切れそうになる僕
▲福岡オフィスでは「社訓」の代わりにこれを掲げます
ケーキは、皆で少しずつお金を出して買ってくれたんだとか。
(みんな限られたお金しか持ってきてないハズなのに…)
▲本当にありがたい事です
来週から企業体験をし、2週間後にはまた僕の座学研修を再開する予定です。
学生達が企業を体験できる時間は短く、実際に業務を行う事はできませんが、それでも何かを肌で感じて戻って来てくれたら…
彼らが戻ってくるまでの2週間、僕自身も日々の業務に必死に取り組みたいと思います。
以上、2019年度慶北青年日本就職支援事業の途中経過でした。
よし、頑張ろう!!